食育という言葉が初めて使われたのは明治時代と言われています。当時食育とは、体育や知育といった教育に沿ったもので、全ての発育の根源は食育からという考えに基づいたものだったと言われています。
その後日本の食文化は発展し、昭和50年頃には国民の食の消費は理想的な基準を満たす事が出来ていた訳ですが、時代が進んでいくにつれ、好きな時に好きなだけ食べられる環境になった事で、脂質の取り過ぎ、炭水化物や塩分の過剰な摂取が進み、糖尿病や脳卒中など、食に端を発した病気が若い層にも及ぶといった、現代の食生活に関する諸問題が浮き彫りにされています。
現代の私達の食生活において健全な生涯を送るためには、一人一人の自覚と、食習慣に関する知識が必要になり、自由なぶん、個人の理解が必要とされるわけです。
近年、加工食品や、ジャンクフードも含め、日本の食環境は飽和状態にあります。現状を理解し、少しでも良い食生活を送っていくために、個人や団体機関などが活動し、勉強会や見学会など、食に対し前向きな活動を始めています。これら全ての「食」に関する意識や活動を指して、現代で言われる「食育」とされいます。